イギリス人とフランス人のアーティストを招いて福岡に宿泊してもらったエピソード

ある程度のクオリティをチェックしてこちらのホテルにしました。

 音楽関係のDJをイギリスで精力的に行っている、イギリス人男性とフランス人女性を日本に招いて音楽イベントを開催した時に、福岡県のホテルに14泊してもらうために手配を担当しました。  イベントの共催者だったので、予算内の値段と部屋の広さとある程度のクオリティをチェックしてこちらのホテルにしました。  音楽関係者としてはユニークで自由過ぎる性格だったので、宿泊者当人2人は大変気に入った様で、お互いホテルのドアを全開にあけっぱなし、2部屋をいったり来たりして、各々に住人であるかの様な振る舞いで楽しそうでした。  ホテルの部屋にはパソコンがあったので、イギリス人男性はインターネットで無料音楽配信サイトに接続して、BGMとしてずっと好きな音楽をかけていました。 フランス人女性は、音楽のキーボードを使ってホテルのベッドの上で作曲を始めたり。

本当にホテル全体がまるで自宅でもあるかの様

私はその福岡県のホテルから自転車で10分程に住んでいたので、ホテルと自宅を行ったり来たり、2週間も生活を共にしたので、大親友になりました。  ホテルも少しユニークで、インスタントレトルトスパゲティの自販機があったり、朝食チケットがありました。 朝ご飯を2人共食べないので、ホテルの方に相談したら、昼ご飯でも夜ご飯でもどちらに使っても良いと特別に許していただいたので、かなりホテルのサービスとホテルそのものが好きになりました。  ホテルのアメニティやお茶等が少なかったのと、砂糖が無かったので、受付に夜中に行ったら誰もいなくて困ったらしく、誰も居ないホテル内のレストランに堂々と入って、お客様用棚から、スティックシュガーを調達して来てしまいました。 若干やりすぎ!?と思いましたが、自由過ぎるというのか、本当にホテル全体がまるで自宅でもあるかの様に使っていました。

ホテルは立て直しされ内装やマットレスに力をいれて高価に

インスタントスパゲティにも興味があったらしく、底蓋を引くと温まるという仕組みで数分で温かいスパゲティの出来上がり。 ミートソースを作りましたが、フランス人女性はベジタリアンだったため、パスタにチーズだけをかけて食べ、ミートソースのレトルトが珍しかったのがあって、イギリス人男性がレトルトミートソースを持ち帰って喜んでいました。 最近はそのホテルは立て直しされて、内装やマットレスに力をいれて高価になってしまったので泊まりませんが、ホテル内カフェは福岡市内なのに人が少ないので、お茶を静かに飲みたい時に利用する事になりました。 どれも楽しい思い出です。